1. スコア体系の概要
すみかスコアは、公的機関が公開するオープンデータを活用し、全国約1,900の市区町村を5つの軸で客観的に評価しています。
| 軸 |
ウェイト |
評価内容 |
| 住みやすさ |
25% |
医療・保育・教育施設の充実度と交通利便性 |
| 防災 |
20% |
洪水・土砂・津波リスクの低さと避難施設の充実度 |
| 安全 |
10% |
犯罪率の低さ(市区町村別データ未整備のため低ウェイト) |
| 経済力 |
30% |
財政力・住民所得・人口流入の勢い |
| 子育て |
15% |
保育施設の充実度と待機児童の少なさ |
経済力を最も高いウェイト(30%)としているのは、財政力・所得・人口動態が市区町村単位で信頼性の高いデータが揃っており、生活の質と強い相関があるためです。安全のウェイトが10%と低いのは、犯罪率データが都道府県レベルにとどまり市区町村別の精度が十分でないためです。
2. 各軸の詳細
住みやすさ(25%)
医療・保育・教育施設の人口あたり充実度と交通アクセスを評価します。
| 指標 |
ウェイト |
データソース |
| 医療機関数(人口万人あたり) |
30% |
不動産情報ライブラリAPI XKT010 |
| 保育園・幼稚園数(人口万人あたり) |
25% |
不動産情報ライブラリAPI XKT007 |
| 学校数(人口万人あたり) |
25% |
不動産情報ライブラリAPI XKT006 |
| 駅乗降客数(合計/人口) |
20% |
不動産情報ライブラリAPI XKT015 |
防災(20%)
災害リスクの低さと避難インフラの充実度を評価します。リスク指標は反転偏差値(リスクが低いほど高スコア)です。
| 指標 |
ウェイト |
データソース |
| 洪水リスク面積(人口あたり) |
30% |
不動産情報ライブラリAPI XKT026 |
| 土砂災害リスク(人口あたり) |
25% |
不動産情報ライブラリAPI XKT029 |
| 津波リスク(人口あたり) |
25% |
不動産情報ライブラリAPI XKT028 |
| 避難場所数(人口万人あたり) |
20% |
不動産情報ライブラリAPI XGT001 |
安全(10%)
| 指標 |
ウェイト |
データソース |
| 犯罪率(人口千人あたり) |
100% |
e-Stat 社会生活統計指標 2023年度 |
- 低い犯罪率ほど高スコア(反転偏差値)
- 現在は都道府県レベルのデータを人口密度で市区町村に補正
- ウェイトが10%と低いのは、市区町村別データが未整備のため
経済力(30%)
自治体の財政基盤、住民の所得水準、人口の流入傾向を評価します。
| 指標 |
ウェイト |
データソース |
| 財政力指数 |
35% |
e-Stat 社会・人口統計体系 2021年度 |
| 1人当たり課税対象所得 |
35% |
e-Stat 社会・人口統計体系 2023年度 |
| 転入超過数(人口あたり) |
30% |
e-Stat 社会・人口統計体系 2023年度 |
子育て(15%)
保育施設の充実度と待機児童の状況を評価します。
| 指標 |
ウェイト |
データソース |
| 保育園・幼稚園数(人口万人あたり) |
70% |
不動産情報ライブラリAPI XKT007 |
| 待機児童数 |
30% |
こども家庭庁 令和7年度保育所等関連状況取りまとめ |
- 待機児童は減点方式(ゼロ = 50点、待機児童ありで減点)
3. スコア計算方法
- 各指標の値を偏差値化(平均50、標準偏差10)します
- 住みやすさ・防災は県単位で偏差値化し、安全・経済力・子育ては全国一括で偏差値化します
- 5軸の加重平均を算出し、さらに全国で偏差値化して総合スコアとします(5〜95の範囲にクリップ)
- 人口1万人未満の自治体は人口1万人として計算します(小規模自治体バイアス補正)
4. ランク基準
| ランク |
スコア |
意味 |
| S |
75点以上 |
非常に優れている |
| A |
60〜74点 |
優れている |
| B |
45〜59点 |
平均的 |
| C |
30〜44点 |
やや劣る |
| D |
29点以下 |
課題が多い |
5. データ出典一覧
6. 注意事項
- 本スコアはβ版です。データの精度やスコアリングロジックは継続的に改善しています
- スコアは相対評価(偏差値方式)のため、絶対的な良し悪しを示すものではありません
- 犯罪率は都道府県レベルのデータを市区町村に補正しているため、同一県内の差は参考値です
- 不動産の購入・移住などの重要な判断には、スコアだけでなく現地確認をお勧めします
- データの更新頻度は各データソースの公開に依存します