守谷市
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「トカイナカ」の代名詞——都心32分、でも空が広い街
茨城県守谷市は、茨城県の最西端に位置する人口約7万人の街です。東は取手市、北は常総市、南西は千葉県柏市に隣接し、東京都心から約40kmの距離にあります。2005年のつくばエクスプレス(TX)開通以来、沿線開発が急速に進み、2005年に約5万人だった人口が2025年には約7万人へと、20年で1.4倍に増加しました。
「都会の利便性は捨てたくない。でも自然のゆとりも欲しい」——この相反する要望を同時に叶える街として、守谷市は近年メディアや住宅情報サイトで繰り返し取り上げられています。大東建託が実施する「いい部屋ネット 街の住みここちランキング(北関東版)」では、2025年まで7年連続で1位を獲得。生活利便性・交通利便性・行政サービス・親しみやすさの全部門で高い評価を受けています。
秋葉原まで最速32分、始発で座れる通勤——TXの威力
守谷市最大の強みは、つくばエクスプレス(TX)によるアクセスの良さです。TX守谷駅から秋葉原駅まで快速で最速32分。都内の主要通勤エリアと比較しても、この所要時間は決して劣りません。
さらに重要なのが「始発駅」という点です。TX守谷駅は車両基地を抱えているため、多数の始発・終着電車が設定されています。朝のラッシュ時でも少し早めに出れば座って通勤でき、秋葉原まで32分間を読書や仮眠に充てられる——この「座れる通勤」は、都内のどの沿線でも得られない快適さです。終電も秋葉原から0時過ぎまであり、残業や飲み会にも対応できます。
万が一TXが止まった場合のバックアップとして、守谷駅には関東鉄道常総線も乗り入れており、取手駅経由でJR常磐線に乗り換えて都内へアクセスする代替ルートがあります。常磐自動車道の谷和原インターチェンジも近く、車での外出も便利です。
7年連続1位の住みやすさ——待機児童ゼロと充実した公園群
守谷市は子育て環境でも高い評価を受けています。待機児童ゼロを継続達成しており、市内には保育所・幼稚園が10園以上。送迎バス付きの園もあり、共働き世帯が保育場所に困ることは少ない状況です。
公園の充実度は群を抜いています。遊具付き公園が57か所、大きな公園が9か所と、市域の面積(35.71㎢)を考えると密度が非常に高い。緑被率61.3%——つまり市域の約6割が緑で覆われており、小貝川・鬼怒川・利根川の3河川が流れる水と緑の環境が日常にあります。市民農園が2か所あり、家庭菜園やガーデニングを楽しむ住民も多くいます。
児童センター・児童館が合計3か所、未就園児の遊び場「夢っ子ひろば」が市内7か所で開催されており、乳幼児を持つ親が気軽に交流できる場が整備されています。毎年開催される転入者歓迎イベント「ようこそ守谷へ」も、新しく来た住民が地域に馴染むきっかけになっています。
都内から越境すると価格が下がる——住宅コストの現実
守谷市の住宅価格を語る際によく出てくる表現が「利根川を渡ると値段が下がる」です。同じTX沿線でも、千葉県の流山おおたかの森駅・柏の葉キャンパス駅周辺はマンション中心で価格も高め。一方、茨城県に入った守谷市は戸建て中心で、庭・駐車場2台付きの広い家が同じ通勤時間帯で手頃な価格で手に入ります。
家賃相場は1Kで約5.77万円、ファミリー向け3LDKで約18.30万円。TX快速停車駅・始発エリアという条件を考えると、割安感があります。人気エリアは「けやき台・松ケ丘」(静かな戸建て住宅地)、「ひがし野・中央」(駅近で利便性重視)、「松並」(新しめの区画整備地)など。エリアによって性格が違うので、生活スタイルに合わせた選択が可能です。
買い物・生活利便性——車がなくても、あればもっと快適
駅前にはフードコート・コンビニ・ドラッグストア・カフェが集まり、車がなくても基本的な生活はできます。ただし、市内全体の生活利便性を最大限に享受するには車があると格段に便利です。
アクロスモール守谷、イオンタウン、ジョイフル本田(日用品からDIY用品・植物まで揃う巨大ホームセンター)が市内にあり、週末のまとめ買いは都内に出る必要が全くありません。隣接するつくば市方面にも商業施設があり、守谷市を中心とした半径20km圏内で生活が完結します。
注意点——観光地は少なく、国道は渋滞することも
守谷市で暮らす上で正直に言えば、観光スポットや文化施設は多くありません。休日のお出かけは周辺の柏市・つくば市・取手市に出るか、都内に戻る選択が多くなります。また、人口増加に伴って一部の国道では渋滞が発生するようになっており、隣の柏市よりはましとはいえ、ピーク時の混雑は覚悟が必要です。TX守谷駅周辺は開発が続いており、今後もさらに人口流入が続くと予測されているため、街の雰囲気は「完成形」ではなくまだ進化途中にあります。
まとめ——「座って東京通勤、広い家で子育て」を実現したい人に
守谷市は、TX始発で座って秋葉原まで32分という通勤快適性、庭付き戸建てが手の届く価格で手に入る住宅コストの低さ、待機児童ゼロと公園57か所という子育て環境の充実を兼ね備えた、「トカイナカ」の理想形といえる街です。
北関東住みここちランキング7年連続1位という住民満足度の高さが、この街の実力を雄弁に語っています。「都心と自然のいいとこどりを、現実的な価格で」と考えているファミリーなら、まずTXに乗って守谷まで行ってみてください。
すみかスコアでは、守谷市を住みやすさ・防災・安全・経済力・子育ての5軸で評価しています。守谷市の詳しいスコアとデータは、すみかスコアの守谷市ページでご確認ください。茨城県の全市区町村の評価一覧もあわせてどうぞ。
小学校: 11校 / 中学校: 4校 (全国平均 小9校・中5校 / 関東平均 小14校・中7校)
土地平均取引価格: 約29.1万円/㎡ (全国平均 約21万円 / 関東平均 約30万円)
指標の内訳
各スコアは全国1,900市区町村との相対評価です。人口規模を考慮した人口比データで比較しています。