守口市
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守口市の暮らしを詳しく知る
淀屋橋まで10分、梅田まで15分——3路線が使えるアクセス力
守口市は大阪府の北東部、大阪市に隣接する人口約14.2万人のコンパクトな都市です。面積は12.73平方kmと大阪府で7番目に小さいながら、京阪電車・大阪メトロ谷町線・大阪モノレールの3路線が走り、交通利便性は抜群です。
京阪守口市駅からは急行・快速が停車し、大阪のビジネス街・淀屋橋まで約10分、北浜・天満橋にもダイレクトにアクセスできます。京都方面にも1本で行けるのは京阪沿線ならではの強みです。
大阪メトロ谷町線の守口駅は京阪守口市駅に隣接しており、梅田(東梅田)まで約15分、天王寺まで乗り換えなしで約30分。さらに大日駅では大阪モノレールに接続し、万博公園や大阪(伊丹)空港にも1本でアクセスできます。
地形がフラットなため自転車での移動もラクで、徒歩・自転車の交通手段分担率は大阪府トップクラス。通勤手段の選択肢が多いのは日常生活の大きなメリットです。
全国初の幼児教育・保育料完全無償化——0歳児から対象
守口市が全国的に注目されるきっかけとなったのが、全国の市で初めて実現した幼児教育・保育料の完全無償化です。国の制度に先駆けて、0歳から5歳までの全ての子どもが対象で、所得制限なし。他市の保育施設を利用する場合も無償化の対象となるなど、子育て家庭に寄り添った制度設計が特徴です。
さらに副食費(給食のおかず代)も無償化されており、実質的な保育にかかるコストはほぼゼロ。実際に住民からは「月の保育料が数万円浮いて、子どもの習い事に回せるようになった」という声が多く聞かれます。
その他の子育て支援も充実しています。
- こども医療費助成:0歳から18歳年度末まで
- 子育て世代包括支援センター「あえる」:妊娠期から子育て期までの総合相談窓口
- 乳幼児遊び広場「もりランド」:親子のコミュニティの場
- 病児保育対応
- 第3子以降の保育料免除(無償化とあわせてさらに手厚い)
- 「赤ちゃんの駅」を市内各施設に設置
待機児童の解消にも力を入れており、小規模保育園の整備を進めた結果、待機児童ゼロを達成しています。
パナソニック発祥の地——歴史と再開発が共存する街
守口市はパナソニック(旧・松下電器産業)の本社所在地として知られています。工場の一部は移転しましたが、跡地には大阪国際中学校高等学校が開校するなど、まちの活性化に活用されています。
大日駅周辺は再開発が進み、タワーマンションやイオンモール大日が建ち、若いファミリー層に人気のエリアとなっています。2029年には大阪モノレールが門真市駅から東大阪市まで延伸予定で、近鉄奈良線への接続が実現すれば、さらに行動範囲が広がります。
一方で、京阪守口市駅前には京阪百貨店が直結し、旧来からの商店街や下町情緒も健在。新旧が共存する街の厚みは、暮らしの豊かさにつながっています。
買い物——百貨店からスーパー玉出まで、あらゆる価格帯が揃う
守口市の買い物環境は非常に充実しています。京阪守口市駅には京阪百貨店が直結し、食料品から衣料品、レストランまで揃います。駅前には西友(24時まで営業)、サンディなどの低価格スーパーもあり、あらゆる価格帯のニーズに対応。
大日駅にはイオンモール大日が直結しており、映画館やフードコート、専門店が入る大型商業施設として、休日のファミリーの定番スポットです。ドラッグストアやコンビニも市内に多数点在しており、日用品の買い物で困ることはまずありません。
自然と公園——淀川河川敷と大枝公園
コンパクトな都市ながら、守口市は自然と触れ合える場所も確保されています。市の北側を流れる淀川の河川敷は広大で、ランニング、サイクリング、バーベキューなどが楽しめる市民の憩いの場です。
市の中心部にある大枝公園はリニューアルされ、球技場、多目的広場、子ども向け遊具が充実。設備が新しく清潔感があり、週末は家族連れで賑わいます。隣接する鶴見緑地公園(大阪市鶴見区)も自転車ですぐの距離にあり、大型の温室や広大な芝生広場を楽しめます。
守口市立図書館——2020年開館の新しい知の拠点
2020年にオープンした守口市立図書館は、それまで市内に図書館がなかった守口市の念願の施設です。蔵書の充実度はもちろん、おしゃれな内装と居心地の良い空間設計が評判で、子ども向けのイベントやキッズスペースも備えています。借りた本はコミュニティセンターやイオンモール大日でも返却可能という利便性の高さも魅力です。
治安——防犯カメラ1,000台、犯罪件数は10年で半減
守口市は「治安が悪い」というイメージを持たれることもありましたが、市を挙げた防犯対策により状況は大きく改善しています。市内全域に約1,000台の防犯カメラを設置(約110mに1台)、青色防犯パトロール車の定期巡回、「こども110番」の参加施設拡大などの取り組みにより、刑法犯認知件数は2009年から10年間で半分以上に減少。その後も年々減り続けています。
ただし、駅から離れた住宅街では街灯が少ないエリアもあるため、夜間の外出には明るい道を選ぶなどの注意は必要です。
住宅コスト——大阪市に隣接しながらリーズナブル
守口市の住宅コストは、大阪市内と比べてリーズナブルです。大阪市中心部への通勤圏でありながら、家賃や物件価格を抑えられるため、浮いた住居費を子育てやレジャーに充てられるのは大きなメリットです。
特に大日エリアでは新築マンションの供給も多く、再開発による将来性も期待できます。京阪守口市駅周辺は駅直結の利便性が魅力で、単身からファミリーまで幅広い層が住んでいます。
注意点——財政面の懸念、繁華街の騒がしさ
守口市は子育て支援に積極的に投資している一方、高齢化率が高く財政面の懸念を指摘する声もあります。ただし、子育て世代の流入によって人口構成の改善は進みつつあります。
京阪守口市駅周辺は飲食店や居酒屋が集まるエリアで、夜間はやや騒がしいと感じる人もいます。住宅選びの際は、繁華街からの距離を考慮するとよいでしょう。また、大通りは交通量が多いため、小さな子どもの歩行には注意が必要です。
まとめ——「保育料ゼロ×都心10分」を実現する街
守口市は、全国に先駆けた幼児教育・保育料の完全無償化、京阪・メトロ・モノレール3路線のアクセス力、百貨店から格安スーパーまで揃う買い物環境と、子育てファミリーにとって魅力的な条件が揃った街です。
コンパクトな面積に生活機能が凝縮されているため、自転車1台あれば市内のほとんどの用事が済む。大阪モノレールの延伸や大日エリアの再開発など、将来性も期待できます。
「保育料を気にせず、大阪都心にすぐ出られる場所で子育てしたい」——そんなファミリー層にとって、守口市は見逃せない選択肢です。
小学校: 13校 / 中学校: 7校 (全国平均 小9校・中5校 / 近畿平均 小11校・中6校)
土地平均取引価格: 約33.4万円/㎡ (全国平均 約21万円 / 近畿平均 約22万円)
指標の内訳
各スコアは全国1,900市区町村との相対評価です。人口規模を考慮した人口比データで比較しています。