西東京市
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新宿まで最短20分——西武2路線のダブルアクセス
西東京市は東京都の中心部、練馬区や武蔵野市に隣接する人口約20万人の都市です。2001年に田無市と保谷市が合併して誕生した比較的新しい市で、都内の市では5番目に人口が多く、人口密度は全国の市町村で第3位という、コンパクトながら活気ある街です。
交通の強みは西武新宿線と西武池袋線の2路線が通っていること。田無駅から西武新宿駅まで急行で最短約20分、ひばりヶ丘駅・保谷駅から池袋まで約20分と、都心主要ターミナルへのアクセスが良好です。西武池袋線は東京メトロ副都心線・東急東横線に直通しているため、渋谷・横浜方面にも乗り換えなしで行けます。
田無駅には始発電車もあり、座って通勤できるのは大きなメリット。バス路線も充実しており、三鷹駅や武蔵境駅(JR中央線)へもバスでアクセスできるため、通勤ルートの選択肢が豊富です。
「住みやすい街大賞」4位——保谷エリアの高評価
西東京市の保谷エリアは「本当に住みやすい街大賞2023」で4位にランクインしています。子育て世帯が住みやすい環境とベッドタウンとしての機能が高く評価された結果です。前年にはシニア部門で1位を獲得しており、世代を問わず穏やかに暮らせる街として認知されています。
また「住みやすさランキング2025」の安心度部門では東京都内9位にランクインするなど、治安の良さも数字で裏付けられています。
子育て支援——高校生まで医療費無料、切れ目のないサポート
西東京市の子育て支援は東京都内でも手厚い部類に入ります。
- こども医療費助成:高校生まで医療費無料(通院・入院とも全額助成)
- 出産応援ギフト:妊娠届出時の「たまご面接」で支給
- 子育て応援ギフト:バースデーサポート事業として1歳児のいる家庭に支給
- 幼児教育・保育の無償化
- 地域子育て支援センター:専門スタッフによる相談サービス
- 子育て応援とうきょうパスポート:協賛店で割引等のサービス
市内には保育園24園、幼稚園13園、小学校18校、中学校11校、高校5校、短大・大学3校と教育施設が充実。小中学校の校舎は新しく建て替えられたところも多く、きれいな学習環境が整っています。
住民からは「子育て世代の流入が多く、引っ越してきても友達を作りやすい」「都会より人があたたかい」という声が多く、転入者にも開かれたコミュニティが形成されています。
緑と公園——いこいの森公園とギネス認定プラネタリウム
西東京市は住宅街の中にも緑が豊富で、市内には大小多数の公園が点在しています。
最大の「西東京いこいの森公園」はバーベキュー、ピクニック、バスケットボール、ランニングなど幅広い用途に対応した広い公園で、週末は家族連れで賑わいます。ひばりヶ丘エリアにも整備された公園が多く、子どもの遊び場に困りません。
特筆すべきは「多摩六都科学館」。直径27.5mのドームに1億4,000万個の星を映し出すプラネタリウムはギネス世界記録に認定されており、観察・実験・工作が楽しめる体験型ミュージアムとして、西東京市を含む5市で共同運営されています。科学に触れる教育環境が身近にあるのは子育て世帯にとって大きな魅力です。
地盤が固く、2011年の東日本大震災時にも比較的被害が少なかったことから、3.11以降は地価が上昇傾向にあります。
買い物——田無駅前の充実と吉祥寺へのアクセス
田無駅前には商業ビルがリニューアルされ、カインズ、ブックオフ、ドンキホーテなどが入居。日常の買い物が駅前で完結します。ひばりヶ丘駅にはPARCOや西友があり、大日駅周辺にも大型商業施設が集まっています。
スーパーはOKストアや西友、サンディなど低価格帯の店舗も多く、日常の食費を抑えやすい環境。また、バスや電車で吉祥寺や武蔵境にも気軽に出られるため、おしゃれなカフェや雑貨店巡りも楽しめます。
住宅コスト——都内でありながら比較的手頃
西東京市の土地平均坪単価は約110万円で、23区内と比べると大幅に手頃です。新築一戸建ての相場は3LDKで約5,000万〜7,000万円。賃貸の家賃相場は1Kで約7.9万円、2DKで約11.9万円と、都心通勤圏としてはリーズナブルな水準です。
田無駅やひばりヶ丘駅周辺は利便性が高い分やや高めですが、駅から少し離れると価格は下がります。地価は近年上昇傾向にあるため、住宅取得を検討するなら早めの検討がおすすめです。
治安——パトロール充実、街灯の整備も進む
西東京市は治安の良さに定評があります。警察によるパトロールが盛んで、駅周辺や住宅街には街灯がしっかり整備されており、夜間の歩行にも安心感があります。
2022年の指定重点犯罪認知件数は103件と比較的少なく、交通事故件数も前年比で60件減少するなど、安全面での改善が続いています。子育て世帯や一人暮らしの方が多く暮らしている事実そのものが、街の安全性を物語っています。
注意点——道の狭さ、西武新宿線の遅延
西東京市の課題として、住宅街の道が狭い場所があることが挙げられます。自転車と歩行者の共存が難しいエリアもあり、小さな子どもの自転車通学には注意が必要です。
また、西武新宿線は遅延が比較的多いとの住民の声があります。高田馬場での乗り換えが必要になる場面も多く、混雑するホームにストレスを感じる人もいます。西武池袋線のひばりヶ丘・保谷エリアを選べば、池袋直通で乗り換えの手間を避けられます。
おしゃれな飲食店やカフェは吉祥寺や武蔵境に比べると少なめで、「華やかさはないが暮らしやすい」という評価が一般的です。
まとめ——「のんびり暮らせる都内」を体現する街
西東京市は、新宿・池袋まで約20分の都心アクセス、高校生まで医療費無料の子育て支援、ギネス認定プラネタリウムのある教育環境、そして人口密度全国3位ながら緑豊かな住環境を兼ね備えた、バランスの良いベッドタウンです。
「住みやすい街大賞」で高い評価を受けているのは偶然ではなく、転入者にも開かれたコミュニティ、充実した生活インフラ、治安の良さなど、暮らしの基盤がしっかりしていることの証でしょう。
「お金マウントや中受に縛られず、のんびり暮らしたい」——そんな子育てファミリーにとって、西東京市は理想に近い選択肢です。
小学校: 18校 / 中学校: 11校 (全国平均 小9校・中5校 / 関東平均 小14校・中7校)
土地平均取引価格: 約50.8万円/㎡ (全国平均 約21万円 / 関東平均 約30万円)
指標の内訳
各スコアは全国1,900市区町村との相対評価です。人口規模を考慮した人口比データで比較しています。